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2023/9/18(月) 6日目
長かった中国地方の旅も最終日の朝を迎える。
スーパーはくとで倉吉から姫路へ向かいます。
その際に因美線、智頭急行、若桜鉄道の近くを通るので、そこをチェックインなりレーダーなりで攻略していきます。
06:04 倉吉駅 → 姫路駅
ひなビタ♪メンバーともここでお別れ。
もうKONAMI音ゲーを離れてしまってオンゲキやらウニやらのSEGA音ゲーにハマってしまっている身ではあるものの、これからもひなビタ♪を見守っていければと思っています。
こうして倉吉に別れを告げた。
20回アクセスするともらえる称号。「はじめまして◯◯(駅名)」
ちゃんと倉吉が取れたのでよかった。
本当は昨夜で取りたかったけれど、なぜか倉吉にずっとリンクしっぱなしで、回数を稼げなかった。
電車に乗ってしばらくすると、車内アナウンスが流れた。
「車内には自動販売機がありますので、ご利用の際は〜」
そういえば飲み物を買うのを忘れていた。これはちょうどいいタイミングだと思って、自販機へ向かった。
うそつきぃ!!!買えねえじゃねえか!!!
その後も車内アナウンスには「自動販売機が〜」と流れるので、毎回「うそつきぃ!買えねえじゃねえか!」と脳内でツッコんでいた。
脳内ツッコミしつつも、電車は智頭駅へ近づいてきた。
智頭駅チェックイン!
ダメ元でも因美線の知和駅を取りたい!なつめ+レーダーブーストで勝負だ!
しかし、残念なのはこれだけではなかった。
そして今日はその逆、佐用から津山へのレーダーを打って、挟み撃ちでJR姫新線を攻略する
・・・・ハズだった
電車が佐用駅へ着いてレーダーを打ったら、1駅だけヒットしない。
これだけいくらなつめとレーダーブーストを投げてもレーダーの表示に現れなかった。
もしかして、昨日なつめスキルかレーダーブーストの効果が切れた状態で打ったのか?
いや、そんなはずは・・・
因美線の知和駅だけかと思ったら、JR姫新線の林野駅も残したまま、無情にも電車は佐用駅から離れていった。
アクセスした駅(鳥取):徳丸、丹比、若桜、恋山形、山郷、因幡社、智頭、土師、那岐
アクセスした駅(岡山):あわくら温泉、西粟倉、大原、宮本武蔵、美作河井、美作土居、美作江見、楢原
アクセスした駅(兵庫):石井、平福、佐用、上月、久崎、河野原円心、苔縄、上郡
(鳥取: 81駅/81駅 )
(岡山: 137駅/177駅 )
岡山は数駅残したものの・・・・
マスターオブ鳥取 取得 !!
島根に引き続き鳥取もMO達成・・・・!!!
なのはいいんだが、、、、、林野駅が取れなかったのが予想外過ぎて、鳥取MO取れた嬉しさよりも、こっちが精神的にかなり引きずってしまった。
電車はこのまま姫路へ向かう。
4日目の津山線が取れなかった時点で5都道府県のMOを取るのは諦めていたはずだった。
それでも、心の何処かでやっぱり諦めたくなかった所があったかもしれない。
しかし、先程の2駅が取れなかったことで、本当に諦めざるを得ない状況になってしまった。
窓を見ると、憎たらしいほど朝日が眩しかった。
山口行った時はあんなに雨降ってたのになぁ・・・・と呆然としながら窓を見つめていた。
「・・・さん」
「お客さん・・・」
「お客さん、すいません。切符を拝見したいのですが」
「 きっぷ? 」
あれ、倉吉から乗ってしばらくした後で、駅員に切符を確認してもらったんだが、2回も確認することってあるのか。
切符を差し出す
「あ、お客さん。姫路はもう先程通り過ぎましたよ?」
「ぁあああん!?」
思わず、車内の前にある電光掲示板を振り向いた
次は 明 石
全てを察した
寝
過
ご
し
た
北海道の時と同じことやってるじゃねえか!!!!!!!!!!
駅員さんからとりあえずこのまま乗って、明石で降りて戻ってくださいというアドバイスを頂いて、そのまま明石へと行く羽目になってしまった。
8:45 明石駅 着
いや、ほんと・・・
シャバの空気がうめえな、コンチクショー(震え)
で、降りた途端に久しぶりの腹痛が発生!
ここでしばらくのあいだ、トイレに引きこもるハメに。
寝坊+腹痛のWパンチで広島の残りの駅とオンゲキとウニ称号を取るための時間が大幅に削られてしまう事態になってしまった。
その後、なんとか姫路に戻ったものの、時刻は10時を過ぎていた。
もうここからは帰りの福岡空港へ直行しようと決意。
本来ならば広島までの特急券を買う予定でしたが、なんていうか、下手に動いたら余計に事態を悪化させそうな気がしてきたので、素直にバッサリ広島の広電とオンゲキ・ウニ称号を諦めることにした。
ただし岡山はJR赤穂線と井原鉄道、山陽本線が残っているため、ここを攻略する。
10:13 姫路駅 → 福岡空港
もうこの時点で駅を取ることよりも、無事に沖縄に帰れるかどうかという不安が大きかった。
振り返るとこの旅は妙にトラブルが多い。そんな印象が強い旅だったため、最後の最後で「帰れません!」っていうことも十分に有り得る!!
4日目の木次線での女性みたいに「私をお救いください」とブツクサ言いながら駅を取っていく。
上郡駅に停車してしばらくした後で、隣の三石駅をチェックインし、岡山に再び戻ってきた。
と同時にJR赤穂線はレーダーで取る。
そんな感じで攻略していくと、
ちょっと待って!
岡電の残り1つの駅がヒットしてる!?
地図をよく見たら、岡山を超えた後で山陽本線に乗りながらだと余裕で取れる場所に東山・おかでんミュージアム駅はあったのだ。
思わず膝を叩いた。
ずっと乗って攻略しようと思っていたが、なんでその手を思い浮かばなかったのかっっっ!!!!
無事にレーダーで岡電の2路線を攻略し、さらに岡山、倉敷を抜けると4日目に攻略を試みようとして失敗した水島臨海鉄道線の三菱自工前駅が近づいてきた。これがなつめ+レーダーブーストの射程圏内に入れたのでここも無事に攻略できた。
その後は、まだ攻略していない井原鉄道も山陽本線からレーダーで攻略できるので、こちらも忘れずに取る。
アクセスした駅(岡山):三石、吉永、和気、熊山、万富、瀬戸、上道、東岡山、高島、西川原、寒河、日生、伊里、備前片上、西片上、伊部、香登、長船、邑久、大富、西大寺、大多羅、東山・おかでんミュージアム、三菱自工前、金光、鴨方、里庄、笠岡、小田、早雲の里荏原、井原、いずえ、子守唄の里高屋
路線コンプ:岡山電軌東山本線、水島臨海鉄道、JR山陽本線(岡山〜三原)、井原鉄道
(岡山: 170駅/177駅 )
兵庫の駅は他に何を取ったのか忘れたのでここで記載しないことにする。
こうして岡山は残り7駅を残して去る事になってしまった。
そして、新幹線は広島県へ突入。
広島も山口に入る手前の山陽本線が残っている。ここも攻略を忘れないようにする。
山口県突入後は、岩国周辺の山陽本線をチェックインして、1日目に取れなかった残りの駅はルートビューンで片付けたい所だ。
広島駅を通過し、少しずつまだ取っていない西広島に近づいてくる。ここはひたすらチェックインをするだけの簡単なお仕事・・・・
と思いきや、今乗っているのは新幹線である。めちゃくちゃ駅の通過が早い。
しかも(3日目にも少し触れたが)ここは広電2系統が近いため、目的の山陽本線ではなく、広電の駅をチェックインしてしまう。
ようやく山陽本線の駅をチェックインしたかと思ったら、それは3日目に偶然取れた駅で、肝心の未取得の駅はとうに過ぎているという事態に!
慌ててレーダーで打ったり、先程チェックインした広電2系統の駅をオモイダースで戻ってレーダーで打ったりと試行錯誤していた。
あまつさえ・・・
でんこの1人、はかりにまで今の自分の体調を見透かされる始末である。うぐぐ・・・・。
それでもなんとか広島の山陽本線は無事に取れることには成功した・・・・が。
気づいた時には、もうすでに岩国を通り過ぎてしまった・・・・。
結局ルートビューン大作戦も不発に終わることになった。
アクセスした駅(広島):西広島、新井口、五日市、廿日市、前空、大野浦、玖波、大竹
アクセスした駅(山口):田布施
路線コンプ:JR山陽本線(三原〜岩国)
(広島: 234駅/253駅 )
(山口: 146駅/152駅 )
山口は最後の悪あがきで田布施を取っただけとなった。
こうして、岡山7駅、広島19駅、山口6駅を残したまま今回の旅は終わった。
無事に搭乗手続きを終えて飛行機に乗って、沖縄に戻ってきた時は安堵を覚えたものだった。
飛行機が着陸した時に、愚かにもこの時になって自分は気づいた。
この中国地方行脚、今まで自分はある敵と戦っていたことに。
その正体は・・・「欲」だ。
今までの行動を振り返ってみると、中国地方でやりたいことが色々あった。
・オンゲキ・ウニ称号を取るためゲーセンは行きたい
・仙崎に行ってみたい
・出雲大社を見てみたい
・できれば原爆ドームもこの目で見ておきたい
・ひなビタの聖地、倉吉に1泊したい
などなど
一部のプランについては行く前に諦めていたのもあったので、ここでは書いていないが、とにかく自分のやりたいことが多く、MOを取りながら全部を実現するというのは6日間だけではあまりにも短すぎた。
己の欲に忠実に従った結果はどうなった?
無理をしてハードスケジュールで組み立てたため、前半戦の疲労の蓄積が後半になって自分のミスを誘発した要因ではないだろうか?
他にも、倉吉に泊まるのも我慢してたら、もしかしたら因美線も姫新線も実は攻略できてたのではないか?
いや、体力的な問題もあるかもしれない。あまり運動もしない自分に、いきなりこういう旅を敢行してしまったのは大いに反省点として挙げられる。
何れにせよ、自分の欲深さで、MOの残り3県を取ることができなかったのが一番の要因と言えそうだ。
これまで自分の欲深さを呪ったことは過去に何度もあったが、今まで一番呪ったかもしれない。
しかし、沖縄に戻ってきたとは言え、また以前の千葉みたいにリベンジ戦という名前のEXTRA STAGEをやるには、時間も費用もないので、これはだいぶ未来のことになりそうだなと思った。
と思っていたが、意外にもそれは早く実現した!
EXTRA STAGEへ続く!