前回(3日目・前編)はこちらから
13:04 三次駅 着
三次駅に戻ってきて、しばらくの間は江平駅の光景を思い浮かべたり、潮駅にヒットした瞬間を反芻したりと、川の駅常清はわずか1時間くらいしかいなかったけれども、ほんとなんかすんごい体験をしたって感じ(深刻な語彙力不足)
さて、無事に三江線をクリアして、次の目的地へ向かいます。
次の目的地は広島です!
三次から広島まで芸備線で移動します。
途中で可部線とスカイレールサービスが拾えるとのことなので、ここはレーダーで攻略します。
13:59 三次駅 → 広島駅
さらば三江線、我が強敵(とも)よ!
と勝手に強敵(とも)認定して、三次を離れました。
そういえば3日目はここまでずっとバス移動でしたが、ようやく駅メモらしく電車での移動となります。
毎回駅メモ行脚をしてきて思うことがある。
駅に着いたとしても、電車との出発時間の都合により、そこでの滞在時間がかなり短いというケースが毎度のことのように発生している。
そのため、その場所でゆっくり過ごすということがあまりない。
これどっかでテレビの企画か何かでみたことあるなと思っていたら、昔やっていた「めちゃイケ」のスペシャル番組であった、中居さんの日本一周の旅だ。
現地に行って、美味いもの食べれると思いきや、理不尽な理由で強制的に次の場所へ移動を促したりして食べれなかったり(食べれたとしても一口ぐらい)、とにかくひたすら中居さんイジり倒す企画だった。
4回もやっているこの旅も
ワイ「やっと着いたー!!」
↓
次の目的地への電車の出発まであと数分しかない
↓
ワイ「ひいいいぃ・・・!!!」(猛ダッシュ)
毎回必ずこういう光景がある。
なので、
あれ、もしかして俺は中居くんだった?
と一瞬、存在しない記憶に錯覚したりしなかったり。
妄想はしても、駅メモのチェックインは忘れるな。ともう一人の真面目な自分がツッコミを入れつつ、電車は広島へと向かう。
途中でレーダーで一部の可部線やスカイレールサービスの駅もヒットしたので、ここも拾っていく。
アクセスした駅:みどり中央、みどり中街、みどり口、西三次、志和地、上川立、甲立、吉田口、向原、井原市、志和口、上三田、中三田、白木山、狩留家、上深川、中深川、下深川、玖村、安芸矢口、戸坂、矢賀、広島、あき亀山、河戸帆待川、可部、中島、上八木、梅林、七軒茶屋、緑井、大町、古市橋、下祇園
路線コンプ:スカイレールサービス
(広島: 51駅/253駅 )
15:49 広島駅 着
到着する前、自分の中の広島駅のイメージでは、ほとんどの人がカープのユニフォームレプリカを着た人でごった返しており、もし着ていない人がいれば警察官に職質されるんじゃないかと。
警察官「カープユニフォーム着とらんのは裸と同じじゃけえ」
と言いながら、取調室に連れてかれて、カープの応援歌を全部暗唱できるまで帰れま10をやらされるのではないかと!
カープのユニフォームレプリカを着ていない自分は内心ビクビクしていた。
実際にはカープのユニフォームのレプリカを着た人は確かにいたが、チラホラといた程度で、職質もされなかった。
さて、広島に着いたのはいいが、問題はどの路線から攻略するか。
現状、広島駅周辺を見渡すと残っている路線がかなり多い。
山陽本線はもちろんのことアストラムライン、呉線、可部線も一部まだ残っている。
そしてそれだけではなく、
広電の路面電車もある。
路面電車というのは駅間が短い分、レーダーで駅が多く取りやすい反面、その分だけ駅が集中しているため、取りたい駅が取りにくくなるというデメリットもあるので、一長一短あるのだ。
北海道に行った時もそうだったけれど、路面電車は時間帯によってはかなり人が多くぎゅうぎゅう詰めで乗ることになので、立って乗る場合だとスマホ操作するのが難しい。
なので、個人的に路面電車はちょっと苦手なところだ。
でも、広電を攻略しないとMO広島も取れない。苦手と言ってる場合ではないのだ。
というわけで、これから広電を攻略・・・・・ではなく・・・
次に向かう場所は、ここから2つお隣りにある山陽本線の横川駅。
ここで可部線で残っている駅をレーダーで取得する。
それと同時にレーダーで広電の7系統と9系統の一部の駅も入っているので、こちらも合わせて取得する。
15:56 広島駅 → 横川駅
アクセスした駅:新白鳥、横川、三滝、安芸長束、白島、家庭裁判所前、縮景園前、女学院前、横川駅、横川一丁目
路線コンプ:JR可部線
(広島: 61駅/253駅 )
2駅お隣なので、あっという間に到着です。
話は少し変わるけれども、駅メモには「横川」と「横川駅」が登録されている。
「横川」は山陽本線や可部線に、「横川駅」は広電に属しており、少々紛らわしいところだ。
実は、先程までいた広島も「広島」と「広島駅」とあるので、「広島取ったー!」と思いきや、実は「広島駅」にヒットしてたというオチもあるので気をつけたいところだ。
マジ孔明の罠だろこれ・・・。きたないな流石えきめもきたない。
さて、横川駅からどこへ移動するのかというと・・・
必殺! バスワープ!!!
~~~~~~~~~
説明しよう!
必殺バスワープとは、バスで移動することである!
~~~~~~~~~
というわけで本日2回目のバスワープです。
向かう場所は・・・大塚駅!
つまり、アストラムラインを行きはバス、帰りは直接アストラムラインに乗って攻略します。
ただし、一つ問題がある。
このバスの発車時刻が16:08で、電車到着時刻が16:01・・・・わずか7分しかない。
なので、ここは急いで降りて出口へと向かった。
大急ぎで駅の外へ出たのはいいが、肝心のバス停らしきものが見当たらない。
そうこうしているうちに発車時間が迫ってきている。まずい!バス停よ!どこにあるんだ!?
おちつけ、ここで冷静になることが大事だ。地図アプリを確認しよう・・・・
反対側の出口やんorz
このとき、残り1分切ってた
ダメ元で走ってみて、乗車するバス停を見かけた時には、バスはもう遠い所へ行って行ってしまっていた!
まずい!予定が狂った・・・・!!!
大量の汗をかきつつ、次に来るバスは何分後に来るかを調べると幸い数分以内には来る予定らしい。予定時刻より少しズレたがまだ大丈夫だ・・・!
16:12 横川駅前 → 大塚駅
数分後にちゃんと到着して、乗車したのはいいんですが、猛ダッシュで使った体力がまだ全然回復していない。背中にかいた汗がまだ少々気持ち悪かった。
少し「ぜぇ・・ぜぇ・・」と息巻いてたので乗客の人たち気味悪がられていないかが心配だった。
あの時バスに乗ってる時に、汗かいてる不審者がいたら多分ぼくです。
アクセスした駅:別院前、寺町、西広島、宮内串戸、阿品、宮島口、大塚、広域公園前
(広島: 69駅/253駅 )
移動の際はレーダー等で広電7系統の別院前、寺町と一部の山陽本線の駅も取れた。
アストラムラインの終点、広域公園前も運が良ければチェックインで取れねーかなーと思っていたが、そう甘くはなかったのでここはレーダーで片付ける。
16:35 大塚駅周辺
さて、大塚駅周辺に到着した。次はアストラムラインにいよいよ乗るわけだが、問題は乗り場はどこだ、っていうかあと何分後に出るんだ??
調べてみた結果、16:41との記載が・・!あと6分しかねえ!!!!
これ以上のロスは流石にまずい!!!
近くにレールがあったのでおそらくあそこだろうと再び猛ダッシュで向かう!!!!!
幸いこの予想が当たり、一気にアストラムラインへの乗り場へ向かう!
なんとか間に合った。
電車のドアとプラットフォームのドアが同時に開閉する仕組みになっている。
ちょうどこの時、本通駅へ向かう電車が向かってきた。
猛ダッシュで息が上がっている状態ではあったが、せっかくなので電車が来て、こちらに止まる所を撮ろうとしたら、反対側のレールに電車が止まってしまった。
自分が撮ろうとしたのは、逆方向の広域公園前へ行くレールのところだった。
もう通り過ぎた電車をスマホ構えて、息をゼーハーさせながら待ってた様は多分滑稽に映ってたかもしれない・・・。
半分涙目になりながら急いで電車に乗る。
16:41 大塚駅 → 本通駅
もう夕方だったので学校帰りの学生さんの姿がちらほら見える。
こっちは大塚駅のバス停から猛ダッシュで走っていたため、まだ息が若干上がっている状態だったので、不審がられていないか心配だった。
乗った時は席がもう全部埋まっており、出発してしばらくは立ちっぱなしの状態だったが、数駅進んだ時にちょうど降りる人が多く出てきたため、運良く座れたのは幸いだった。
ちなみにこのアストラムラインの車内アナウンスは広島東洋カープの選手が一駅ずつ代わる代わるアナウンスをしていた。
また、アストラムラインは、「?」マークのちょうど上の部分のようなカーブを描いて走っているので、線路図もそれに準えている。
席に座った途端、また人が多く乗ってきたため、周りの風景は見れなかったのがちょっと残念だった。
17:17 本通駅 着
アクセスした駅:伴中央、大原、伴、長楽寺、高取、上安、安東、毘沙門台、古市、中筋、西原、祇園新橋北、不動院前、牛田、白鳥、城北、県庁前、本通
路線コンプ:アストラムライン
(広島: 87駅/253駅 )
数十分間アストラムラインに乗ったものの、正直まだ体力が全然回復していなかった。
自分の体力不足がここまでひどいとは思っていなかった。
本通駅は地下鉄になっていたたので、ひとまず駅を降りて、地上へと上がる。
ここから広電をいくつか乗って攻略していく予定だったが、足が全然動こうとしない。
流れとしてはこうだ。
まず広電6・8系統を攻略し、その次に広電1・3・5を攻略。
その後、本通駅に戻り、ゲーセンで広島称号を取った後、山陽本線の広島駅へ戻る予定だった。
残った2系統と7系統はどうするのかというと、最終日に新幹線に乗るのだが、実はここ山陽本線と広電2系統と並走しているため、レーダーで攻略することが可能なので、乗らずにクリアする。(7系統は2系統と重複してる駅がある)
というものだった。
なので、次は広電6・8系統攻略に向けて、広電の江波駅へ向かうはずだった。
しかし・・・!
頭の中では「さっさと動いて、電車に乗らないと・・・!」と焦っていた。
だけれども疲労感からなのか、体がその通りに動いてくれない!!!
その度に焦る→動かない→焦る・・・と悪循環に陥っていた。
そのように葛藤している間、あるものが目に飛び込んできた。
広電の2系統の電車だった。
この時、ゾクッっと全身が震えた。
1日目で起きた、山陽本線が届かなかった、あのシーンをフラッシュバックしていたのだ。
それを思い出してしまって、このような思考に陥った。
「最終日に2系統をレーダーで攻略する予定だけど・・・」
「それ、本当に届くのか?」
「もし届かなかったら?」
結論から言うと、余裕で届く。
ぶっちゃけた話、山陽本線乗らなくても、新幹線からでも届く。
仮に届かなかったとしても、山陽本線にチェックインして、そこからオモイダースを用いてレーダーで攻略することも十分可能だった。
しかし自分はこの山陽本線と2系統の位置関係を全く知らず、これらも1日目の山陽本線みたいにかなり離れているのではないかと考えていたのだった。
思わず恐怖した。
動かなかった体は動いた。
予定は急遽、2系統をクリアするという予定に無理やり変えた。
※)相当テンパっていたため、正確な時刻を覚えていないです。
なのでここでは駅メモの駅のアクセスログとGoogle Mapの進路から想定した時刻を記載します。
電車に乗り込もうとしたら、相当混んでいた。
久々のぎゅうぎゅう詰め・・・昔いた行徳からの東京メトロの東西線を彷彿とさせる。
つり革片手、スマホ片手にかなり揺れる。路面電車にもかかわらず位置情報が飛んだりとかなり不安定の状態が続く。
途中、原爆ドーム前にたどり着いた。駅からドーム見れるかなと思っていたが、立ちっぱなしの状態からは全然見れない。
少し屈んで見れないかと思ったけれど、ぎゅうぎゅう詰めの状態でそれは厳しかった。
結局見れずにそのまま電車は進んでいく。
乗車人数は減ったり増えたりでなかなかぎゅうぎゅう詰めが解消されない。
この時ばかりは早く着いてほしい。と願うばかりだったが、この2系統は一番長い距離を走るうえに各駅停車のため、時間がかなりかかるのだ。
電車が進んでいき、乗車人数が少なくなっていき、ようやく座れる席ができた。
座って落ち着いた途端、ここで重大なことに気づいた。
スマホの時刻は18:30を超えていた。しかも終点はまだ先なのだ。
「これ、時間がかなりかかっていないか!?」
それもそのはず、紙屋町東駅から終点の広電宮島口までは1時間以上かかる。
つまり、ここまた往復となると合計2時間だ!
事前に立てた予定では、19:45に広島から呉へ行く電車に乗る予定をたてていた。
なので、これに遅れる可能性が高まってきたのだ!
一気にまた焦り始める!
まずい、まずいぞ!!!
これは悠長に最後まで乗ってはいけない!!降りなきゃ!!!
ここで、一計を案じる。
レーダーで終点の広電宮島口にヒットしたら、その駅で降りる。
降りた後は、そこから折返しの電車で広島へ戻る作戦だ。
レーダーを見ると、広電宮島口まであと2駅という所まで進んでいた。
なるべくなら早めに降りたい!早く!!!
焦りながらも、電車は進んでいき、そして・・・!
っしゃおら!!!!!全部レーダーで取得だ取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得取得!!!!!!
アクセスした駅:紙屋町東、紙屋町西、原爆ドーム前、本川町、十日市町、土橋、小網町、天満町、観音町、西観音町、福島町、広電西広島、東高須、高須、古江、草津、草津南、商工センター入り口、井口、修大協創中高前、広電五日市、佐伯区役所前、楽々園、山陽女学園前、広電廿日市、廿日市市役所前、宮内、JA広島病院前、地御前、阿品東、広電阿品、宮島ボートレース場、広電宮島口
(広島: 120駅/253駅 )
レーダーが届いたのは宮内駅へ向かう途中だったので、ここで降りることにした。
余談だが、途中で楽々園という駅があったので
「なーにが楽々じゃ!!全然楽々できんわ!!!!」
勝手にひとりキレていた。
降りる時、値段が分からなかったのと早く降りたかったので「すいません1日乗車券ください」と言ってしまった。もう相当焦っていたのがうかがえる。
確か値段は600円だったはず・・・と用意していたら
運転手「700円です」
値上がりしてたのねorz
もうここは損得勘定はなしで、購入することにした。
1日乗車券はスクラッチくじのようになっており、利用年月日をコインで削る仕組みになっている。
18:43? 宮内駅 着
降りた後は、反対側へ向かう。
調べた所、18:54ごろに折り返しの電車が来るらしい。
空は少しずつ明るさを失い、夜の姿が現れてきた。急いで広島へ戻らないと・・・。
徐々に体力だけでなく、精神的にも疲労感が増してきつつあった。
18:54? 宮内駅 → 広島駅
始発の宮島口からここまでは数駅しかないから座れるだろうと思っていたら、電車内は結構多くの人が乗っていた。結局座れず、またしても立ちっぱなしの状態になってしまった。
いそげいそげいそげいそげーーと念じながら電車の行方を見守っていた。
ちょうどこの時、近くにいた2人組の男性の会話が聞こえた。
「なあ、広島ってどれくらいでつく?」
「さあ、知らんなあ」
電車が赤信号で止まった時、2人組のうちの一人が立ち上がり、駅員にどれくらいで広島に着くのかを尋ねていた。すると・・・・
「そーですねえ、8時くらいですかね」
な、に?
19:45の電車に間に合わない・・・だと!?
いやいや・・・そんなバカな・・・もっと早く着くはずだ・・・
1駅2分間隔でいければワンちゃんあるだろ???
しかし、そんな単純計算で行けるはずもなく、その駅員の予想通り徐々に20時ごろになりそうな雰囲気になりつつあった。
当初予定していたルートを変更するべきか、電車の時間を色々と調べながらプランをどうするかを再度組み立てる。
時間は少し遅れるものの、予定通りのルートで行くことはまだ可能であることが判明して、とりあえず落ち着きを取り戻す。
ちょうどこの時・・・
広電6系統と8系統の駅がレーダーにヒットしていた。
とりあえず取れるだけ取ろうと思ったら
なんと全部取れるではないか!!!
この路線を当初乗る予定だったが、乗る必要なかったのかマジかよ
アクセスした駅:舟入町、舟入本町、舟入幸町、舟入川口町、舟入南、江波
路線コンプ:広電8系統
(広島: 126駅/253駅 )
この時点で8系統はコンプだが、6系統はまだ残っている。
広島駅から立町まで取らないとコンプ扱いにはならない。
とは言え、今乗っている電車はこのまま広島駅へ向かうので、チェックインで攻略する。
ここからまたさらに広島港へ向かう路線があって、こちらもレーダーでできるだけ多く取ろうとしたが、思った以上に取れなかった。
おそらく駅が集中しているため、射程が伸びなかったのだろう。
19:56? 広島駅 着
アクセスした駅:袋町、中電前、市役所前、立町、八丁堀、胡町、銀山町、稲荷町、的場町、猿猴橋町、広島駅
路線コンプ:広電2系統、広電6系統、広電9系統
(広島: 137駅/253駅 )
2時間以上の広電の旅がようやく終わった。
降りた瞬間、ドッと疲れが体にのしかかったような感覚を覚えた。
残りの広電の駅はどうするかというと、こちらは最終日に広電の残り+オンゲキの広島称号を取ります。
今は先に進まないといけない。
さて、先程の広電のお話にも触れた通り、次の目的地は呉。
つまり呉線の攻略です。
なんかパッと見た感じすると、「ルートビューン使えば一発じゃね」って思えそうだが、ルートビューンの使用ルールとして
・最新のチェックインした駅から最後にチェックインして2時間以内の駅の間にある駅が対象
・それらの駅は同じ路線に属していること
・廃駅や廃線は対象外であること
そして今回いちばん重要なのが、
・アクセスできるのは20駅までであること
山陽本線が通っている広島と三原の間にある呉線の駅数は29駅。
いかん・・・余裕でオーバーしとる
裏技として、駅間に自分がリンクしている駅があればそれはカウントの対象に入らないので、21駅以上でも全部取れるという方法もあるが、それだと今回の場合は9駅もリンクしないといけない。その間に誰かにリンクが切られるというリスクもある。
なので、攻略方法としてはシンプルに、
「だったら20駅以下にすればいい。」
流れとしては、
まず呉線で呉駅へ向かいます。当然ながら道中の呉線の駅はチェックインで取ります。
↓
そしてまた広島に戻る際に、呉駅を必ずチェックインします。
↓
広島に戻った際、新幹線で三原駅まで移動します。
↓
計算上、呉線のチェックインからまだ2時間以内なので、呉と三原の駅をルートビューンで取って攻略
という方法です。
呉から三原だと16駅に減るので、20駅以内の制約に収まるというわけです。
20:10 広島駅 → 呉駅
広電の長旅も束の間、今度は呉線の電車に乗る。
広島に到着して10分くらいしか経っていないのにもう移動である。
これはなにかのエクストリームスポーツなのではないかと思うようになってきた。
出発してしばらくするとMAZDA Zoom-Zoomスタジアムが見えた。
試合中なのかお客さんが満員で、大型ビジョンにもその姿が映っていた。
この時「ハッ!」とした。
呉から戻ってきたら帰宅ラッシュに巻き込まれるのでは?
この帰宅ラッシュがどれくらい凄まじいのか分からないが、下手するとまた予定より遅れる可能性も無きにしもあらずだ。
なので、カープファンには申し訳ないが、頼むから俺が戻ってくるまで試合長引いててくれ!あるいは試合がトントン拍子で進んで早く終わってくれ!勿論(俺カープファンじゃないけれど)カープの勝利で!
この男、とことんクズである。
20:41 呉駅 着
アクセスした駅:天神川、向洋、海田市、矢野、坂、水尻、小屋浦、呉ポートピア、天応、かるが浜、吉浦、川原石、呉、安芸阿賀、新広、広
(広島: 153駅/253駅 )
呉より先の駅も念のためレーダーで取っておく。
さて、今度はまた広島に戻るわけだが、出発時刻は21:27と少し時間がある。
個人的にはカープの試合が終わって帰宅ラッシュに巻き込まれないためにも早く戻りたいところではあるが、コレばかりは仕方ない。
そういえばここまでまだ夕食を取っていないため、ここで取ろうかと思っていたが、周辺の店を所々見ても、すでに営業終了していた。
お土産屋がまだ営業していたものの、いやーそうじゃないんだよ、俺はお土産を食べたいんじゃない。なんかいい感じの夕食を食いたいんだよなあ・・・とためらっていた。
ただお腹には食べるもん入れたいんだよなあ・・・とお土産を手に取って、これを買うかどうしよう、いやいややっぱりやめとくか・・・と戻したりと、優柔不断な性格が災いしてか、アレコレ迷っていたら出発時刻が迫っていた。
結局何も買わずに出発することにした。
21:27 呉駅 → 広島駅
上記に、ルートビューンの性能を書いた通り、最新のチェックインから2時間を見るため、出発する前にもう一度チェックインする。
最後にチェックインした時刻は21:28なので、23:28までに三原駅に行かなければならない。
懸念事項はやはり帰宅ラッシュに巻き込まれないかというのが不安の種だった。
広島に近づいてきた所、窓から先程通ったMAZDA Zoom-Zoomスタジアムの様子を見る。
スクリーンには何も映っておらず、鮮やかなグリーンのフィールドが白一色のカクテル光線を浴びていた。どうやら試合は終わっていたようだ。
そのフィールドの鮮やかさがとても綺麗だったため、見れたのはほんの一瞬ではあったものの、思わず見とれてしまった。
しかし、スタジアムの次に視界が入ったのは、帰りの電車を待っているであろうカープファンの列だった。
もしかして・・・試合が終わったのはついさっきなのか!?
調べた結果・・・
どうやらカープが勝ったらしい、よかった。
いや、ではなくて、試合が終わったのは呉を出発して7分後だった。あと試合時間に触れてはいけない
コレ完全に帰宅ラッシュ中だ・・・大丈夫なのか!?
帰宅ラッシュの心配をしつつ、電車は広島に到着した。
広島に着いた第一声は、
「赤っ!!!!」
大勢のカープファンがお待ちしておりました。
幸いそこまで多いという感じではなかった。急いで電車を降りて、新幹線の乗り口へと急ぐ。
時刻はいつの間にか22時をまわっていた。
山陽本線を取りつつ、道中の三原駅をチェックインし、残りの呉駅をルートビューンで取る。
22:23 広島駅 → 福山駅
新幹線の乗り口は、人はちらほらいるものの思った以上に静かだった。
てっきりこちらにもカープファンが列を成していると思っていたからだ。
いや、、、もしかして次に来る新幹線にもうすでに乗ってたりしてなぁw
なんて思っていながら、新幹線がゆっくりと広島駅へ入っていく
そこで見た光景は・・・
「赤っ!!!!!!!!!」
新幹線の窓を見ると、多くのカープファンが乗車していたのであった!
え、まって、これ、座れるのか?・・と思って自由席の車両へ移ると、
座っている席の9割9分カープのユニフォームを着ているカープファンがそこにいた!
「赤っ!!!!!!!!!」
最早、「赤っ!」しか言えなかった。
本当はこの光景を写真で収めたかったのだが、人が多く、しかも真正面に向いていたので流石に断念した。あの赤い光景は筆舌に尽くしがたい。
結局のところ、座れるシートは当然なく、立ちっぱなしで乗車することにした。
さて話は駅メモに移る。
何が何でも三原駅にはチェックイン必須だが、幸い三原駅はこの新幹線が止まる場所なので、余裕を持ってチェックインできる。
なのでまずは山陽本線の駅を取ることに集中する。スピードが早いためチェックイン&レーダーで攻略していく。
アクセスした駅:東広島、安芸中野、中野東、瀬野、八本松、寺家、西条、西高屋、白市、入野、河内、本郷
(広島: 165駅/253駅 )
いよいよ三原駅が近づいてきた。
と同時に、ここまで座席に座っていたカープファンが一斉に慌ただしくなってきた。
ここで多くのカープファンが降りるのだろう。
22:46 三原駅 着
大勢のカープファンが降りたのを見送った後、ようやく席に座れたので一呼吸おく。
それでは、いざ・・・!
まずはチェックイン成功。時間もちゃんと呉でチェックインしてから2時間以内に収まっている。
あとはここからルートビューンで取れるだけだが・・・
呉線の表示がある!
呉〜たのむよー呉ー
呉ぇ・・・・
呉ぇ!!!!!
ヨッシャ!ヨッシャ!!!
速攻でここを終点駅にセットし、一気にルートビューンで取得する!!!
これで呉線攻略!!!と言いたいところだが、呉線はこの次の駅、糸崎駅にアクセスしてようやく攻略なのである。
本当はチェックインでも可能かもしれないけれど、我慢できずにレーダー打っちゃった。
そしてこのまま新幹線は目的地の福山駅へたどり着いた。
アクセスした駅:仁方、安芸川尻、安登、安浦、風早、安芸津、吉名、竹原、大乗、安芸長浜、忠海、安芸幸崎、須波、三原、糸崎、尾道、東尾道、松永、備後赤坂、福山、東福山、大門、新尾道
路線コンプ:JR呉線
(広島: 188駅/253駅 )
22:59 福山駅 着
時刻は23時になりそうで、正直もう体がボロボロになってきていたのだが、新幹線を降りた瞬間に目の前に飛び込んできた光景があった。
ライトアップされた福山城だ。思わず「うおっ!」って叫んでしまった。
別の角度からの写真。いい・・・すごく綺麗な城だ。
しばらく眺めていたいところではあるが、また次の電車に乗らないといけない。
駅メモのツラいところである。
ようやく本日最後の移動となります。
話はガラリと変わるが、駅の広告は様々な有名人が起用されている。
特に広島だったら広島東洋カープ、あるいはサッカーチームのサンフレッチェ広島などのスポーツ選手や広島出身の有名人が起用されていてもおかしくはないだろう。
ですが、福山駅のプラットフォームの階段を降りていった矢先に現れたのは・・・
「なんで?」
思わず声が出てしまった。
𝑩𝑰𝑮𝑩𝑶𝑺𝑺の歓迎(?)を受けて、最後の目的地である福塩線の電車に乗り込む。
23時半を過ぎる頃ではあったが、週末の金曜日のせいか電車には座席に座れないほどの多くの人たちが、発車時刻待ちで止まっている電車にすでに乗車していた。
本当は座りたかったのだが、ここはもうひと頑張りだ。
ここで、ようやく帰れるんだ、俺はただの男に・・・
しかし・・・・
出発時刻を5分経過しても、、、10分・・・15分経過しても発車される様子がない。
おかしい・・・もうすぐ日を跨ぐぞ?
一体何があったのかTwitter(絶対にXと呼ばない鉄の意志)で調べてみたら、東海道新幹線が大雨の影響で遅延しており、乗客の乗り換えの待ち合わせをしているとのことだった。
そういえば、ちらほらTwitter(絶対にXと呼ばない鉄の意志)を見ていたが、フォロワーさんたちが「雨ヤバい」「雷めっちゃ鳴ってる」みたいなこと呟いていたが、まさかコレのことだったのか!!
9月15日23時40分現在: 東海道新幹線での大雨のため、福山駅でお客様のお乗り換えの待ち合わせをしています。このため福塩線の列車に遅れがでています。 #JR西日本 #福塩線 https://t.co/127SM3puwS
— JR西日本列車運行情報(岡山・福山エリア)【公式】 (@jrwest_Oka_Fuku) 2023年9月15日
最後の最後まで苦しめるつもりなのか・・・この駅メモ行脚は・・・!
予定時刻の20分以上を経過して電車がようやく動き出した。
よりによってこんな深夜に遅延が発生するとは・・・
当初の予定では23:30に宿に到着する予定だったが、1時間以上も遅れてしまった。
その分体力回復に充てる時間が消えてしまったのはいたい・・痛すぎる。
ちなみにだが、翌日の電車は朝5時頃に出発するため、4時半位にはもう起きないといけないのだ。
なので、実質寝れるのはだいたい2〜3時間くらいだろうか・・・・・
睡眠時間の少なさに思わず絶望しながらも、ちゃんとチェックインはしていく、
条件反射で「バーロー」ってつぶやいた駅。
そして、やっと・・・ついた・・。
24:36 府中駅 着
アクセスした駅:湯野、御領、備後本庄、横尾、神辺、湯田村、道上、万能倉、駅家、近田、戸手、上戸手、新市、高木、鵜飼、府中
(広島: 204駅/253駅 )
井原鉄道の駅はレーダーで取得した。
宿に到着したのはもうすぐ25時になるという時間だった。
宿の主人に遅れて申し訳ないことを伝えて、部屋に入った。
朝から今まで何度も走ったり、冷や汗をかいたりしているので、本当は風呂に入りたかったのだが、流石にここは体力温存を優先した。
寝る前に独り言を吐いて、徐々に寝落ちしていく・・・
中国地方に棲んでる駅メモの悪魔が嗤ってら・・・・・
4日目へ続く